~ 平成27年度第2学期卒業生・修了生へ ~

ご卒業おめでとうございます!
 

 去る3月26日(土)に平成27年度第2学期学位記授与式がNHKホールで挙行されました。
 
 
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 栃木学習センター 平成27年度第2学期卒業生・修了生
 
教養学部 44名
大学院    6名
   
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卒業生からのメッセージ


  村上 信夫さん(大学院 自然環境科学プログラム修了)

“想い”は持ち続けることで実を結びます。大学院は、「生きた証として何かを残したい」、この想いを実現するために進みました。元々従事していた仕事の関係で科学全般に関心があり、大学院では数理科学ゼミ(自然環境科学プログラム)に参加させて頂きました。当初は、研究内容が科学といえるのか、修士論文に纏るのか、といった不安がありました。今にして思えばそれらは杞憂に終わり、修士論文は理論の創造と新たな知見の発見に繫がっています。ゼミには欠かさず出席しました。毎回報告する過程の積み重ねがこの成果につながったと思います。又、研究が継続できた要因には、取り組んだテーマ(内容)が私の関心そのもので、成果を得ないで止めるわけにはいかない強い信念あったと思います。ゼミの集まりは楽しいものです。北海道から鹿児島まで研究意欲にあふれる仲間が夫々のテーマを持ち寄り熱い議論が展開されます。とりわけ毎回開かれる懇親会はゼミ仲間からのアドバイスや相互理解に大変有意義でした。

 是非、皆さんも大学院にチャレンジし研究生活を楽しんでください。人生が豊かになると思います。


  荻原 牧子さん(大学院 生活健康科学プログラム修了)

 「この大学で本当によかった」というのが、修了式を終えての率直な感想です。「人間いつ死ぬかわからない。今やりたいことを実現しておこう」そう思ったのは、あの大震災を経験した時です。「(ネットで調べる)身近さ、(教授陣が)良い、(学費が)安い」に魅せられて、早速入学しました。修士選科生から始め、研究指導単位を残して大学院の受験をし、幸運にも受かり、研究を進めることになりました。担当の川原靖弘先生は、時に厳しく時に優しく適切な指導をくださり、無事に修士論文を完成させることができました。当初、修了時には研究にも区切りがつくと考えていましたが、違っていました。ますます謎が深まりました。学ぶということはそういうことなのだと改めて実感しています。その謎を解くために、生涯、自分なりに学び続けると思います。そういう意味で、私は皆さんと同じ道を歩んでいると思っています。



  斎藤 利幸さん(教養学部 心理と教育コース卒業)●

それぞれに学ぶ目的や学習スタイルも違う。たとえば、学びつつあるものに教える資格ありと実践されている方、新たな一歩を踏み出された方、あるいは卒業されても独自に勉強会をされている方々などなど。私にはそれぞれが夜空に輝く一つの星のように感じる。私もまた、学ぶものとして一つの星なのだろう。放送大学という光をあてれば生涯学習あるいは次なるスッテップという星座がみえてくるかもしれない。また、家族や地域という光があたると違ったまとまりがみえてくるかもしれない。そして、この学びは私個人の時間軸でも一つの星のように存在するだろう。

宇都宮大学の正門をすぎると秋にはきれいなイチョウ、あなたはまだ途中なのだよ!と言わんばかりに立つ杜仲の木、程よい緊張感と安らぎを感じる栃木学習センター。学ぶ場、空間に感謝です。卒業は一つの節目として引き続き学ばせていただきます。ありがとうございました。


  大森 豊さん(教養学部 人間と文化コース卒業)●

放送大学に入学し、このたび3コース目を卒業することになりました。在学中は、学習意欲が低下する時期があったので気分転換のため、勉強の視点を変えて県シルバー大学校に入校(地域でのボランティア活動・健康に関すること・趣味の向上等を学習)し、2年間大変有意義な期間を過ごしたところ、学びに対する意欲も湧いてきたため続けられたと思います。今後も、学びにより知る喜びと、新しく制定された生涯学習奨励賞の受賞を糧に継続入学し、次の目標に向かって精進していきたいと考えております。また、これから入学される皆様も自分のペースを守って、目標に向かって頑張ってください。



  菊地 栄一さん(教養学部 生活と福祉コース卒業)●

60才をすぎて、今の自分に何が不足しているかを考えてみましたところ「知性と教養」となりました。残り少ない人生をどうすれば充足できるのか考えた結果、大学の通信教育の受講を決意し、数校から資料を取寄せ検討しました。これなら教養全般を身につけられるのではと考え、放送大学の「人間の探究」を選び入学しました。1回目「人間の探究」をほぼ満足して卒業しました。2回目「心理と教育」は、孫達の成長に対応できるように、との思いで学びました。それが今いきています。3回目の「生活と福祉」は、これから入院・介護等でお世話になる場合、良い患者になれるよう、どう心の準備をしておくべきかを考え、受講しました。非常に有意義でした。今後、各学科での教えを活かし、地域住民の方々と共に何かのお役に立ちたいと考えております。



  澤田 ソノさん(教養学部 自然と環境コース卒業)●

私が入学したのは真剣に勉強しようとしてではなかったのです。親が老衰で一日顔を合わせているとこっちがおかしくなりそうでした。どうしたらいいかなと考えて、そうだ通信学校だったら毎日学校へ行かなくてもいいんだ。少しでも家から離れようとしました。

 通信だからやさしいと思ったらとんでもない。一流も一流、世に知られたおえらい先生方ばかりで、又一緒に勉強している人の話を聞いていると、一学期に十冊もの教科を取って、それが全部受かってしまうのだそうです。私は教科書一冊読むのに一ヶ月どうしてもかかって、それで内容が分からないのだから困ったものです。それでもくっついて離れないでいたら、いつのまにか5コース卒業していたのです。信じられますか。私自身信じられません。二十三年という長い間かかっていました。その間、親の介護で一年間入院しました。親よりも早くあの世に行くんだろうと思っていましたが、今でも生きて放送大学にくっついています。

継続は力なりで、やめないでくっついている事が大切です。


  教養学部 心理と教育コース卒業●

私はこの度、教養学部心理と教育コースを卒業する事になりました。振り返ってみると長いようで、楽しくあっという間の4年間でした。
 以前、一緒にお仕事をしていた臨床心理士の方から、機会があったら心理の学びをしてみてはどうかと声を掛けていただいたことがありました。学生の時に心理学は学んだ事がありましたが、学びの中の一教科であったということもあり、しっかりと学んでみたいという思いが以前からありました。

 しかし、仕事をし、子育てをしている身であるため、今更大学に行く事は難しいと感じていました。そのことを臨床心理士さんにお話すると、通信という学習方法があり、放送大学は優秀な教師陣が揃っていてお勧めであるとのアドバイスをいただき、早速調べ、家族の理解と後押しもあり入学を決めました。

 卒業までの道のりは大変ではありましたが、子どもを寝かしてつけてから勉強をしていた事、仕事が終ってから急いで夕方の認定試験を受けに行ったこと、お腹の赤ちゃんとスクーリングに通った事は今となっては、これからなかなかできない良い経験となったと思っています。スクーリングでは日頃の生活では出会う事のない、人生経験豊かな方々のお話を聞く機会でもあり、そのこと自体が私にとって大きな学びでもありました。

 仕事をしている事で疑問に思っている事や子どもの発達心理など、今現在の私にとって必要としている学びであったため、学生の頃とは違った身に染みる学習であったと振り返っています。
 最後となる今年度は、宇都宮大学の長谷川万由美先生のご指導の元、卒業論文を無事に仕上げる事ができたことはありがたい機会でした。

 私のこれからの人生にこの4年間の学びを生かしていければと思っています。また機会がありましたら、さらに学びを深めて行きたいと願っています。

 これから学習を考えている方、現在学習を進められている皆様、放送大学は学び方次第で視野がどんどん広がる機会を与えてくれる素晴らしい大学だと感じています。どうぞ、楽しみながらチャレンジしていってください。心より応援しております。

 最後に、前センター長であられる海野先生を初め、ご指導いただきました多くの先生方、背中を押してくれた家族に心から感謝しております。ありがとうございました。



  齊藤 正子さん(教養学部 社会と産業コース卒業)●

 私にとっての放送大学は退職後の趣味の一環でした。とりわけ興味のあるものや「面白そう、もっと知りたい!」と思う科目をワクワクしながらの選択でした(最初だけ)。履修3コースの中で「自然と環境」が一番印象深く、以来月刊誌「ニュートン」と付き合う契機にもなりました。何れ孫達にプレゼントしようと思っています。録画と教科書、忘却との格闘で孤独な日々、そんな中、面接授業は本当に楽しいもので、友人もたくさんできました。(裏話・・・昼食後は気持ちよくコックリと舟漕ぎしている人達を、目を爛爛として数えているニヒルな自分を発見して、又ニタリ!ホントにおもしろい!これは絶対眠くなりませんよ!何せ私自身に舟漕げるそんなゆとりがある訳ないし、第一先生の話がもったいない!)面接授業で近隣13か所の学習センターへ足を延ばしました。前日に案内図を手に教室の下見がてら、御当地探索。旅行は行かないまでも車窓に身を委ねて、流れ去る景色を見遣ったのもの今では楽しい想い出となっています。(いつも笑顔で送り出してくれた夫に感謝!紅葉の時期は道中を夫同伴で後泊も組みました。)

 小テスト、一コマ毎の感想文、レポート提出、単位認定試験等、苦とも取れる状況に敢えて我が身を曝す、~せざるを得ない状況下に我が身を追いやることも、結果的にはそれらを成し遂げている自分に到達できるのだから、作為的にストレス状況に我が身を置くことも必要なことなのではと思えてなりません。

今回は一時休止、何れ出戻りたい!!


  山口 陽子さん(大学院 文化情報学プログラム修了)●

養護学校教諭の免許をとろうと入った放送大学ですが、この様に長く学習を続けられるとは思っていませんでした。両親の介護や死を経て、以前から関心があった死生観について考えてみたいと、人文学プログラムに入学しました。様々なテーマをもつゼミ生の皆さんの発表や先生の話をお聞きし学び合う時間は、未知の事柄を知る時間でもあり、次第に楽しい時間になっていきました。私は内堀先生のゼミに所属し、稲村先生のゼミ、時に本多先生のゼミに参加させていただきました。各先生のゼミは特色があり、学びの楽しさや自分のテーマを追求する面白さを感じることが出来ました。地域、年齢や仕事を超えた友人も多くでき、その考え方や生き方に触れ視野が広がった気がします。これからも自分なりに、研究テーマを深めていきたいと思います。

 4月からは学部の履修生として学んでいきます。よろしくお願いいたします。


  粂川 君子さん(教養学部 人間と文化コース卒業)●

私はこの3月に「人間と文化」を卒業することが出来ました。仕事と家庭を両立しながら大学卒業取得を目的に入学しました。が、1989年に長女、1991年に次女が生まれ、1995年には夫が会社を起業しました。そのため、休学が続きました。5年前に再々入学が実現し、実に28年ぶりに卒業を取得することができました。本当に感無量です。そして4月からは仕事に役立つようにと、2コース目に「社会と産業」を選択しました。

 学ぶことは生きる力になります。人生をより良く、また辛い時には乗り越えられ、状況が好転することでしょう。放送大学はいつでも、どこでも、多方面の知識を学べるすばらしい大学です。

 学習の仕方などに悩んだ時には、インターネットのみならず、学習センターで相談されることがお勧めです。きっと解決策が見つかることでしょう。