~ 平成28年度第1学期卒業生へ ~

ご卒業おめでとうございます!
 

 去る9月25日(日)に平成28年度第1学期学位記授与式が栃木学習センター大講義室で挙行されました。
 
 
*************************************************************************
 
 栃木学習センター 平成28年度第1学期卒業生
 
教養学部 31名

   
*************************************************************************
 


卒業生からのメッセージ


  廣田哲男さん(生活と福祉コース)

やっと、卒業できることになりました。ありがとうございました。長い長い8年間でした。私は優秀な学生ではなく、担当教授の先生方にはご面倒をかけました。

私が放送大学に入学することを決意したのは、亡くなった母が養護老人ホームにいたとき、面会の度に「いつ帰れるの?」と言われ、在宅介護を覚悟したときでした。高卒なので、大学卒資格も魅力でした。また、定年後は高い教養知識を身に付けて、高齢者介護、介護予防、知的障がい者のサポートなどの分野で高度知識をもったボランティア活動を希望していました。

この分野は特に母のいた老人ホームの訪問で気づいたのですが、業務の必要知識度が高いにも関わらず、働いておられる方はそうでないように見えました。この分野の人材不足も関係していると思います。定年後の就職として、完熟の金のたまごになれると思ったのも理由のひとつです。

結果的に学業が遅れ、定年後はすぐに社会福祉分野に入って働くことになり、高度知識習得でなく、単位取得の学業になりました。しかし、業務の現場(知的障がい者の施設)で働いた時は持てる知識で生活支援の業務改善が出来ました。また、大田原市社会福祉協議会で働いた時は、独居老人の見守り支援で事務局として、私の住んでいた地域で初めての「見守り隊」を立ち上げることができました。知識習得は未熟でしたが、活動の原動力にはなりました。残念ながら、これからと言うときに道半ばで病で倒れてしまいました。ドクターヘリで独協病院まで運ばれ、緊急手術で助かりました。

これまでの反省としては、高度知識習得で社会福祉に貢献も大事ですが、もっと、自分の健康状態を見つめるべきでした。「医者の不養生」ではなんの貢献も出来ないと言うことです。卒業後の活動は範囲を狭め、高齢者の介護予防の分野に絞って、ボランティア活動をしていくつもりです。

今年の6月から、大田原市の市民政策課と連携で太極拳体験講座を毎月実施していくシステムを立ち上げました。自分自身も太極拳インストラクターになりました。やると心に決めたら、必ず出来ると思い続けてきました。健康な体を維持しながら、息の長いボランティア活動をしていきたいと思います。

これからも学業は止めることなく、来期から再入学して、情報コースに入り、ボランティア活動での広報普及に役立てるため、情報の活用と高度利用をするためにさらなる挑戦を続けていきたいと思います。記憶力の衰えと戦い、脳トレと太極拳の筋トレで、死ぬまでボランティア活動を続けていきたいです。私の母は施設の人に見守られ、99歳老衰で亡くなりました。家族の世話になることなく逝きましたので、自分も健康で長生きして、老人ホームでも学習を続け、そのような最期を迎えたいと思います。


 ●  新関喜美恵さん(生活と福祉コース)

 新入生並びに再入学の皆様、ご入学おめでとうございます。入学の目的は皆様それぞれと思いますが、特に新入生の皆様にとりましては、入学を決意なさったことは、素晴らしいスタートと存じます。

 私が生活と福祉コースを選んだのは、民生委員をしているからで、福祉関連の専門科目は勿論、その他でも色々勉強できたことは、とても良かったと思っております。

 皆様の多くの方はお仕事をもち、さらに家事もこなし、頭が下がります。私はボランティアや趣味などいくつかやっておりますが、自由時間は多い方で、主にモチベーションの問題でした。家庭内の事情で、半年間1科目も取らない時も2回ありました。

 私が心がけたことは、午前中の外出は極力控え、勉強に充てたことでした。主にネットで受講しましたが、45分の講義の前に先ず教材を読み、放送を聴いた直後に、該当する添削問題をやり、もう1度教材を読み直す、というやり方でした。スラスラ進むときもあれば、そうでもない時もあり、1つの単元で平均2時間位はかかったと思います。

 選んだ科目が、予想した内容とは違ったこともありましたが、テレビや新聞等を見聞きしても、入学前よりは理解が深まったと自負しております。

 今はやっと卒業出来て良かった!という思いと、寂しい気持ちが混在します。この23年は放送大学とは違った方面の勉強がしたくなりましたので、とりあえず少し休んで考え、ご縁があれば皆さんとご一緒できたら、と思います。

 当学習センターに来るのは、面接授業と試験の時くらいでしたが、キャンパスを歩く時の充実感というのは、きっと何年経っても懐かしく思い起こすことと思います。

 最後に、放送大学での勉強はとても有意義だったことを改めて付け加え、私の卒業に当たっての感想の結びといたします。


  小林恭子さん(心理と教育コース)

卒業にあたり、お伝えしたいことは、既に入学された皆さんは、一歩踏み出し行動を起こしたわけですから、後は継続していかれることが大切だということです。私は、入学と同時にボランティア活動に参加し、素晴らしい仲間と出会いました。大学では、魅力ある講師の先生方の講義に視野を広げることもできました。そして、ともに学べる仲間もできました。学生を続ける中で様々な事が起こりますが、最初の一歩を思い出して、納得の行くところまで学ばれることを期待しています。

人生の貴重な時間を大学生として過ごす意義は大いにあったと実感しています。今後の人生にこれほど影響を与えることになるとは私自身、想像できませんでした。これからも時々、人生を振り返る時がくると思いますが、充実した時間を持てたと感謝したい気持ちです。10代の時、こんな気持ちには一度もなったことはありませんでした。今、学ぶことの大切さをより多くの人に知ってほしいです。


 ●  関崎正さん(自然と環境コース)

私は今回5コース目の卒業を迎えるにあたり、真っ先に放送大学関係者の方々に「ありがとうございました!」の言葉をお伝えしたいと思います。それは日々の学びの過程で学習センター利用時に様々な心配りをしていただき、常に最良な環境にて学習をすることができましたことによるものです。それにより、5コースの卒業と13種類の放送大学エキスパート(科目群履修認証制度)、認定心理士の取得に至りました。

 特にエキスパートは、学びの目標を卒業までの一里塚のような存在として捉えることにより、学びに対するモチベーションの維持に大きな役割を果たすものと考えられ、学びの上でとても有効な存在でありました。

 私にとって学びはまだまだ尽きません。

 そして6コース目の入学。放送大学関係者の皆様、情報コースでも、またよろしくお願いいたします。


 ●  渡邉幸雄さん(自然と環境コース)

 古希を前にしてボケ防止のために放送大に入学した。あれから12年、5コース目の卒業をむかえて感無量である。今、7月発表の平均寿命を越える年になった。

 放送大は素晴らしい学園だ。一流講師による最新の放送授業、年々過ごし易くなる学習センター、おかげで12年間、時間を持て余すことがなかった。センターの職員や講師の先生方に感謝している。

 “大本営発表、帝国海軍は西太平洋に於て米英両国と戦争状態に入れり”とのラジオ放送は国民学校一年生だった私の耳に今でも残っている。東京から長野の湯田中に集団疎開。戦後は、6.3制の発足と共に新生中学一年生になったのが私達である。

 面接授業は面白かった。放送授業で地球ドラマチックを勉強しながら、面接授業のこれからのエネルギーを受講している時に、ひょっとすると、日本のエネルギー不足が解消されるのかもしれない。という思いつきが浮かんだ。それは原子力発電所の熱交換部の温度と、世界でも特殊な状況を持つ日本列島の沿岸部は地下30キロメートル付近に多く存在する高熱ゾーンの温度が同じ1000℃と想定されていることだ。この地下を開発すれば、元素壊変や潮汐エネルギー等の地球そのものによってつくられている自然力利用の発電所、名づければ地球発電所ができる可能性があるのだ。もちろん、燃料は要らず、廃棄物もでないクリーンな発電所である。

 いつでも、どこでも学べる放送大学は素晴らしい。傘寿を過ぎて、若い人達と一緒に学べるのはうれしい。これは先程大本営の話をしたが、平和な世の中だからこそ出来ることだ。平和が長く続くよう努力していきたい。


 ●  大塚友絵さん(心理と教育コース)

 28歳の時に入学して12年間学びました。その間、結婚、2人の子供の出産、子育て、闘病と様々なことがありました。途中で挫折しそうな時もありましたが、放送大学の方が電話をくださり、休学してみたら?とアドバイスをくださり、休学、復学も経験しました。

 通信教育は自分との戦いのような気もします。「ママ頑張ったよ。」子供達に自慢したいと思います。卒業を迎えて、ひとつ自信がもてたので、次は保育士試験に挑戦したいと思います。

 いくつになっても学ぶ事は楽しいです。人生を豊かにしてくれます。放送大学での学びは私のこの先の人生で必ず約に立つと信じています。日本国中の放送大学の仲間達に卒業生として、頑張ってと伝えたいです。一生の宝です。


 ●  島田紀子さん(心理と教育コース)

 2013年4月に編入学し、途中、2回、計1年間休学し、3年半で卒業しました。在学中は仕事が忙しい時は何も履修せず休学して、長くかけてでも卒業しようと感じていました。

 若く仕事を持っている身としての放送大学との付き合い方はお話できるように思います。科目選択の際、なるべく仕事が休みになると思われる日に試験がある科目を履修すること。休みを最小限にするため、勤務日に試験がある科目を履修する際には、なるべく同じ日に集中させること。仕事の形態にもよると思いますが、最初は履修を1学期23科目程度にとどめて様子を見ること。それでも、仕事や体調の都合で試験を受験できなかった際には、潔く諦めて来学期の再試験にかけること。くよくよせず取り組み続けること。勉強できていなくても、完璧主義に陥らず、とりあえず試験だけは受けにいくこと。放送大学で接することのできる人や知との出会いを楽しむこと。