平成22年度第3回
 
公開講座を開催しました 
 
~ 縮退社会におけるまちづくりを考える ~
~ 事例からの検証 ~ 

2月20日(日)栃木学習センター大講義室にて公開講座を開催しました。人口減少、超高齢社会、少子化など危機的な問題に直面する日本において、今後どのようなまちづくりが必要となるのか。陣内雄次先生(宇都宮大学教授)がコーディネーターを務め、4名のパネラーを迎えて、それぞれ異なる立場から縮退社会におけるまちづくりのあり方や方向性について語りました。
 
 
 
【事例報告者兼パネラー】
西本 千尋 氏 : (株)ジャパンエリアマネジメント代表取締役
阿久津 新平 氏 : 睦和建築設計事務所所長/一級建築士
加藤 能久 氏 : 宇都宮市西地区まちづくり推進委員会広報ビジョン部会部会長
岩井 俊宗 氏 : NPO法人宇都宮まちづくり市民工房理事
 
  
 
 
 
関心の高いテーマとあって一般市民約80名が聴講。うつのみや市政研究センター所長・古池弘隆氏や、栃木学習センター「まちづくり研究会」のメンバーも参加しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
     
 
13:30より講座がスタート。鯨井所長に続いて、今回コーディネーターを務める陣内雄次先生が挨拶し、4名のパネラーを紹介しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
4名のパネラー。向かって左から西本千尋氏 [(株)ジャパンエリアマネジメント代表取締役] 、阿久津新平氏 [睦和建築設計事務所所長/一級建築士]、加藤能久氏 [宇都宮市西地区まちづくり推進委員会広報ビジョン部会部会長]、岩井俊宗氏 [NPO法人宇都宮まちづくり市民工房理事]。
 
 
 
 
 
 
まず西本千尋氏が壇上に。東京在住の西本さんは地域コミュニティの衰退に危機感を抱き、大学卒業と同時に都内で会社を設立。地域固有の文化に根ざした、自立型まちづくりを支援しており、今回は川越のまちづくり等を事例に挙げながら、起業家の立場で意見を述べました。
 
 
 
 
 
   
 
続いて、宇都宮市内の設計事務所に勤める一級建築士の阿久津新平氏が都市居住の可能性と課題に関して報告。地域コミュニティの持続可能性について「平成の文化長屋」を提案するなど、建築士ならではの視点で意見を述べました。
 
 
 
 
 
 
 
   
 
3番目の報告者は、宇都宮市西地区まちづくり推進委員会で活躍する加藤能久氏。地元の銀行に勤める傍ら、自分が生まれ育った西地区再活性化のためにビジョン策定に注力し、ホームページの立ち上げや、地域情報誌の配布、地域マップ作成、地域に根ざしたイベント企画など、様々な活動を報告しました。 
 
 
 
 
     

最後に、NPO法人を運営する岩井俊宗氏が登場。「限界集落」「高齢化集落」ともいわれる日光市三依(みより)地区で展開する「三依プロジェクト」を紹介し、耕作放棄地での野菜づくりや、三依の魅力を伝える体験型ツアーの企画、雪かき隊派遣などの活動を報告しました。また、今後の課題や抱負についても語りました。
 
 
 
 
    
 
当日配布された資料より。プレゼンの資料は各パネラーの個性が光ります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
  
 
4つの事例報告の後、パネルディスカッション、会場との意見交換と続き、3時間に渡る公開講座が終了しました。
 
 
 
 
 
 
公開講座終了後は、コーディネーターを務めた陣内雄次先生を囲み、有志で懇親会を開催。パネラー4名ほか、古池弘隆氏(宇都宮市政研究センター長)、鯨井所長、栃木学習センター「まちづくり研究会」のメンバーも参加し、大いに盛り上がりました。 
 
 
 
【写真】懇親会で挨拶を述べる鯨井所長