平成24年度第3回
放送大学栃木学習センター公開講座
 
 「スマートフォンとセキュリティ」開催レポート
 
 
 【テーマ・講師】
マイナンバー制度とプライバシー ~技術的な課題~
渡邉 裕(宇都宮大学大学院工学研究科 教授) 
オープン化する端末プラットフォーム ~Androidへの期待~
伊藤 篤(KDDI研究所 主幹エンジニア)  
 
【日時】
平成25年3月3日(日)13:30~16:30
 
【会場】
宇都宮市立東図書館 2階集会室
 
【主催】放送大学栃木学習センター   【共催】宇都宮市立東図書館
 
   
 

 
 
  
 
はじめに、鯨井所長より宇都宮市立東図書館への共催にあたっての謝辞とともに、放送大学の紹介と放送大学公開講座の趣旨説明がありました。
 
 
 
 
 
続いて、開館20周年を迎えた宇都宮市立東図書館長の岩本幸男さんからご挨拶を頂きました。本講座が、開館20周年記念行事の最後を締めくくるイベントであることについても紹介がありました。
 
 
 
 
いよいよ、講座のはじまりです。進行は、放送大学客員教員の加藤茂夫先生(宇都宮大学大学院工学研究科教授)で、第一部の講師を務める渡邉裕先生(宇都宮大学大学院工学研究科教授)を紹介しました。
 
  
 
 
 
渡邉先生は、昨今巷を賑わしたパソコンの遠隔操作事件のあらましから解説していきます。ウィルスの種類、自動実行プログラム、日本のパソコンの置かれている状況やウィルス感染防止策など多岐にわたっての解説がありました。日本では感染率が低いにも関わらず不安に感じている人が多いこと、反対にあまり感染の心配をしない傾向にある国があることなど、国民性にも言及しました。
 
 
 
 
 
続いて、マイナンバー制の法案化までの経緯や行政の電子化などについての説明がありました。マイナンバー制による社会保障、年金、医療介護、税務などの分野におけるサービスの向上、想定される問題事例などを丁寧に説明しました。
まとめとして、今や古典的なプライバシー権から積極的なプライバシー権へ移行する時代であること、今日の情報化社会において、用心深いことは良いことだが、決して怖がり過ぎないことも大切であると話がありました。 
 
 
 
 
 
 
休憩を挟んで、第2部がスタート。進行の加藤先生による講師紹介の後、KDDI研究所主幹エンジニアを務める伊藤篤先生(写真)の講義がはじまりました。
 
 
 
 
 
はじめに、伊藤先生から携帯電話の技術的な流れ(発展経緯)、オープンソフトウェア技術、アンドロイド携帯の紹介とともに、新しいスマートフォンの使い方をはじめとする近未来のICT生活についての紹介が詳しくありました。
続いて、ブラックボックスからオープンソフトウェアへの移行、アプリ開発の現状など、スマートフォンをめぐる環境の変化についての分かり易い解説がありました。
また、スマートフォンのセキュリティ対策、安全な利用方法と今後の発展的な活用方法についての説明が合わせてありました。 
 
  
 
 
 
最後は質疑応答のコーナー。会場からは、ウィルス対策についての心構えや、日本における通信事業者の現状と将来計画、展望や成長戦略にまで言及するものなど、多くの質問が出され、終了予定時刻をオーバーするほど実りある公開講座となりました。 
 
 
 
 
改めまして、お忙しい中講師をお引き受け下さった渡邉先生と伊藤先生、進行の加藤先生、そして準備等大変ご苦労を賜りました宇都宮市立東図書館の方々に深く感謝申し上げます、ありがとうございました。