宇都宮めぐり

宇都宮市へ通い始めてから、ここのことをもっと知りたいと思い、休日には「一人宇都宮めぐり」を実行しています。

 

お気に入りの場所は「大谷寺(おおやじ)」と「大谷資料館」

 

大谷寺は宇都宮市街地から車で20分くらいでしょうか。そこへ着くと、無機質な街中とは景色が変わり、静かで、無意識に空気をめいっぱい吸い込んでいます。今頃ですと、蝉がないていることでしょう。

弘法大師(空海)が開いたといわれているお寺です。

千手観音をご本尊として、第2窟の釈迦三尊、第3窟の薬師三尊、第4窟の阿弥陀三尊からなる大谷磨崖仏は、国指定特別史跡と、国重文に二重指定されています。磨崖仏といわれている通り、自然の大谷石(凝灰岩)の岩盤に直接彫り刻まれています。薬師三尊の製作は奈良時代末期といわれており、風化した表面から時代の経過を感じることができ、現在まで残り伝承されている事実に胸が熱くなります。


傾斜のある岩盤に美しく彫りこまれた御仏を前にすると、柔らかく包まれているような感覚になり、時間を忘れいつまでも佇んでしまいます。

 

大谷寺から車で更に奥へ進むと、大谷資料館があります。

地下に広がる、採石場という巨大空間。その採石場を生かして作られたのが大谷資料館です。ここは真夏でも涼しい・・・というより館内は10℃かそれ以下なので、もはや巨大な冷蔵庫といった寒さです。

岩盤に反射する明かりを眺めていると、インディジョーンズのシーンに登場するような古代遺跡を彷彿とさせます。自然の偉大さと、その自然と共に生き、活用する人々の技術に感服します。

 

余韻に浸りたくなると、休憩時間にセンター図書室にある地域資料を読むのですが、書籍の中の解説や画像を見るのと、実際に自分の目で身体で体験した記憶というものは別物です。

 

皆様も、単位認定試験が終了し、気持ちに余裕ができたら(気持ちに余裕が欲しくなったら)ぜひ足を運んでみてください。また、宇都宮に詳しい方、お勧めの場所を教えてくださると幸いです。


栃木学習センター事務職員

渡部枝理