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放送大学附属図書館のホームページはご存知ですか?

附属図書館のホームページでは、図書館OPAC(図書の検索、予約など)のほかに、多くの情報を掲載しています。


今回、図書館ホームページ「ギャラリー」の中から「ちりめん本」についてQ&Aでご紹介します。

  


Q.ちりめん本【縮緬本】とは?

A.ちりめん本は、明治時代に生まれた絵本です。和紙を使用し、木版多色刷りで

挿絵を入れ、外国語に翻訳された文章を活版で印刷し、加工を施すことによって

縮緬(ちりめん)布のような風合を持たせた欧文和装の絵入り本です。

 英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語版などがあり、外国人向け土産物として、

また、日本人向けのテキストとして作られたのではいないかと言われています。

 ちりめん本は、長谷川武次郎によって、明治18年(1885)初秋に長谷川弘文社

より出版されました。長谷川弘文社所属の小林永濯、鈴木華邨や新井芳宗などの

絵師によって描かれ、当時日本在住の宣教師、お雇い外国人や外務省高官などに

よって翻訳されました。

Q.どんな話があるの?

A.「桃太郎」、「浦島」などの「日本昔噺集」

日本の四季を絵にした暦・カレンダー

小泉八雲の怪異的な昔噺などです。

 

 Q.どこで閲覧できるの?

A.附属図書館ホームページで公開しています。

「ギャラリー」の「デジタル貴重資料室」で電子版のちりめん本を見ることができます。

ここでは、「桃太郎」・「浦島」・「化け蜘蛛」を公開しています。


 単に電子化しただけでなく、

実物の様子を感じていただけるような方法で

公開しています。

      電子版の見方→PDF


栃木学習センターでは、『放送大学附属図書館目録 ちりめん本』を所蔵しています。






この資料は、

再現された「ちりめん紙」に、直接触れることができます。

 

栃木学習センターへ来所の際は、実際に触ってみてはいかがですか。

Q.他の「ちりめん本」を閲覧するには?

A.これまでご紹介した資料のほかにも、図書館ホームページでは、PDF形式で資料を公開しています。

「放送大学機関リポジトリまなぴお」からお入りください。

「まなぴお」では、「貴重書」の中に、「ちりめん本」193(2014.9月現在)を公開しています。

 

Q.「ちりめん本」をもっと詳しく知るには?

A.放送大学所蔵の資料です。参考にご覧ください。

特別講義『欧文絵本ちりめん本の魅力(21年)』放送大学特別講義(VHS)

  栃木学習センター所蔵あり 貸出可

『放送大学附属図書館所蔵目録 ちりめん本 長谷川武次郎とちりめん本の歴史

  栃木学習センター所蔵あり 貸出不可 閲覧できます

『放送大学附属図書館所蔵コレクション図録』

栃木学習センター所蔵あり 貸出不可 閲覧できます

附属図書館ホームページで公開しています→附属図書館へ

『ちりめん本のすべて 明治の欧文挿絵本』(石澤小枝子著.三弥井書店発行.2004

  附属図書館に所蔵があり 貸出可 OPACから申込みができます。→OPACへ

 

また、附属図書館ギャラリーでは、「ちりめん本コレクション」としてちりめん本の紹介をしています。こちらもご覧ください。

 

栃木学習センター「図書・視聴学習室」では、今回ご紹介した資料を特設コーナーに配架しています。(2014年9月現在)

ぜひ、ご利用ください。

 

 

【参考文献】

・「放送大学附属図書館ホームページ」

・特別講義『欧文絵本ちりめん本の魅力(21年)』放送大学特別講義(VHS)

・『放送大学附属図書館所蔵目録 ちりめん本 長谷川武次郎とちりめん本の歴史』

・『放送大学附属図書館所蔵コレクション図録』

・『ちりめん本のすべて 明治の欧文挿絵本』(石澤小枝子著.三弥井書店発行.2004


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